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2006年10月 6日 (金)

窯出し

一昨日12時間かかって本焼きし、今朝まで徐冷した陶芸作品を、窯から取り出した。

_2_3 どんな作品に焼き上がっているかわくわくし、作陶の工程の中で一番楽しみな最後の作業である。
ひびや、割れが出ていないか、思い通りの色がでているか、一つ一つ丁寧に取り出していくのである。

私は茶碗、小器数点のほか、香炉を本焼きした。
_2_4 ひびや割れはなかったが、結果は、香炉が思い通りの仕上がりにはならなかった。

香炉は、赤土でろくろでふうせん挽き→乾かして蓋切り離し→蓋の窓つくり→模様描き→蚊帳をはって白化粧→素焼き→釉かけ→本焼き完成と面倒な工程だった。
_2_5 しかし、思ったとおりの色は出なかった。
また、白化粧が厚すぎて、下絵も浮き出てこなかった。

器類は、白土でろくろ挽きし素焼きのあと、絵の具で模様を描いて透明釉薬を掛けたが、はっきり色模様がでて、今後の参考になりそうだ。

(写真は、今日完成した「香炉」と「器x2点」である。)

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コメント

本焼き・・・12時間も要するのですね~
想像していた以上に、長時間で ビックリです。
香炉の出来が、イマイチだったとのことですが
わたしは好きですよ。 この香炉♪
秋の夜長、香をききながら過ごすのも良いですね。
先日、友人が焼酎を入れる容器を焼いたらしいのですが
底にひびが入っていて、ジャジャ漏れだったそうです(笑)

投稿: | 2006年10月 7日 (土) 01時28分

↑↑ (/≧◇≦\)アチャー!! ごめんなんさい。
名前、入れ忘れました!
ときどき 入れ忘れちゃうんですよね(笑)

投稿: もんじろう | 2006年10月 7日 (土) 01時31分

*****もんじろうさんへ*****
そうなんです。 粘土で形を作る(挽く)は重要だけれどそんなに時間はかからないのですが、その後、半乾きにして削り、化粧土、乾燥、素焼き(8~10時間)、釉薬掛け、本焼き(12~15時間)と完成まで2ヶ月位かかります。 窯はもったいないので、数が溜まってから焼くので・・。
香炉はもっと下の絵を出したかったのですが、白化粧に隠れちゃいました。(陶芸は出来るもの・・?)
さて、この香炉で香でも焚いて、ススキでも活けて、月でも見ながら、お酒を酌んで、もんじろうさんに倣って風流を楽しみますか・・・。

投稿: スロー人 | 2006年10月 7日 (土) 20時37分

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