勿来漁港
今年の夏、漁港が描きたくなり、画友を誘って福島/茨城方面の漁港を目指して車を走らせた。
その日は夏の盛りの暑い日だった。 常磐高速を2~3時間走り、いわき勿来ICを降りて、海岸沿いの国道を戻りながら、勿来(なこそ)漁港、平潟漁港、大津漁港などの漁港に立ち寄って、絵になるモチーフを探してスケッチした。
そのとき描きかけでそのままになっていた絵の一枚をを仕上げた。
↓ 勿来漁港 F10号 この絵はそのときの、勿来漁港の漁船を描いたものである。
お昼頃の時間だったが、漁港にはすでに漁船がいっぱい係留されていた。
もう朝早い漁を終えたのだろうか、人影もなく、港は静かだった。
漁船は力強くて男らしく、こんなモチーフの絵を描くのはとても楽しい。 この日に取材したモチーフは沢山あって、時々思い出しながら漁船の絵を描いてみようと思う。
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コメント
お友達とのスケッチドライブ(?)いいですね~。
同じ場所にいっても、描く絵は全く違うものになるのでしょうね。
そういうのも面白いかも♪
海の絵、ステキです。
ひめひめは泳げないわけではないんですが、水があまり得意ではありません。
怖いって感じる時が、よくあるんですよ(苦笑)
でも、海や水って、見ていて落ち着くときがありますよね。
この絵も、何だか気持ちが落ち着く絵です
投稿: ひめひめ | 2009年10月13日 (火) 11時28分
スケッチ旅行なんて響きが素敵です。
舟が細かく描かれてて凄い!って思いました。
港にも絵になる風景はいっぱいですね。
投稿: 夢眠 | 2009年10月13日 (火) 19時56分
********** ひめひめさんへ **********
夏頃、無性に漁船を描きたくなって漁港に行きました。
何人かと絵を描きに行って、同じ風景を見て描いても
感じ方や表現の仕方で全く違う絵になるので不思議です。
私も深い海には怖さを感じることがあります。
以前、知床半島の先端まで船のツアーを経験しましたが
荒れるオホーツクの不気味な色の深い海を進む船では
海に引きずりこまれそうで恐怖さえ感じました。
でも、この日のような穏やかな海には心が広くなるような
気がしました。
投稿: スロー人 | 2009年10月13日 (火) 20時44分
********** 夢眠さんへ **********
スケッチ旅行、ロマンティックな響きかもしれませんが
男二人の味気ないドライブでした。
船は決して細かくは描いてなくて、むしろ、いかに
大雑把に描き込むかに苦労しました。
漁船はデッキ上にいろいろな漁道具が散乱していて
それがまた逞しさや男らしさを感じさせてくれます。
そんな漁船のモチーフを絵にするのを私は好きです。
投稿: スロー人 | 2009年10月13日 (火) 20時52分
またまた、新しい絵が完成しましたね。
確かに漁港は男性的な雰囲気の所で元気がもらえるような気がします。そして、漁港独特の匂いが感じられるようです。
その先の小名浜付近に夫は住んでいたこともあり、夫の故郷は相馬なので、この海岸沿いの国道は懐かしいです。
投稿: よびばあ | 2009年10月13日 (火) 21時58分
********** よびばあさんへ **********
漁港には独特な男らしい雰囲気があって好きです。
潮の匂いもあって癒されます。
ご主人は小名浜に住んでいたことがあるんですか。
私も仕事で小名浜にはよく行きました。
また相馬の生まれだとか。
相馬には現役時代に勤務していた会社の工場があって、
航空機エンジンや宇宙関連機器を作っています。
少なからぬ縁を感じます。
投稿: スロー人 | 2009年10月13日 (火) 22時57分