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2010年8月21日 (土)

孫の描いた油絵

先日、お盆の間娘一家は我が家で3泊していった。

小3になる孫娘は、我が家に来たら油絵を描きたいと言っていた。
来て早々、何を描きたいのか聞いたら「フランと雲の絵を描きたい」という。  フランは我が家の愛犬のトイプードルである。
どんな構図にするのか聞いたら、「窓の外の雲を見ていたらフランやウサギなどに似ている雲が流れていたので、そのイメージを絵にしたい・・」とのことだった。

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早速アトリエで、イーゼルを立てて、6号のキャンバスと絵具を用意してあげた。

私は隣で、陶芸で花瓶など手びねり成形しながら、時々キャンバスを覗いて、聞かれたことにアドバイスなどをした。

最初、雲とフランの絵と聞いて、そんなものが絵になるのかと思ったが、子供の想像力を壊してはいけないと思って黙っていた。  
孫はキャンバスにデッサンしてから絵具を乗せ始めた。  私は絵を描き進むのを横目で眺めていた。
見ているうちに、徐々に絵らしくなっていくのに驚いた。

そして、やがて子供らしいメルヘンチックな見事な絵に仕上がっていった。

小難しいことを考えて描いた大人の絵に比べて、子供が新鮮な発想で描いた絵は何と素朴で素晴らしい絵であることか・・・
描く前に絵のイメージを聞いて、そんなものが絵になるのだろうか・・と思った自分を恥じた。

大人の考えで、子供の発想力や伸びる力を抑えてしまうことがあるとしたら、大きな間違いであることを改めて感じた。

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コメント

窓からの風景、素敵な構図ですね。
青い空、白い動物の形の雲が流れて行く様子がよくわかります。
「あの雲、フランに似てる!」って思いながら、目の前にはフランくんがいて・・・それを見ているお孫さんの目線がわかります。
  
スロー人さんも、手出しせずに見守るって、なかなか大変ですよね。
おじいちゃまの血をひいて、絵が好きになってくれたみたいで、これからも楽しみですよね~(^^♪

投稿: bluedaisy | 2010年8月22日 (日) 09時24分

さすがにスロー人さんのお孫さんです。
なかなか、小学生で油絵を描きたいと考えないですよね。
そして、描かれた絵はずーっと観ていたいと思える、とっても想像力のある絵ですgood
フランちゃんの可愛さも非常によくでています。
これからますます楽しみになりますねm(_ _)m

投稿: よびばあ | 2010年8月22日 (日) 10時07分

bluedaisyさんへ **********

我が家の2Fの居間から見えた雲と、床で遊ぶフランを
描いたものだそうです。
もともとフランが大好きな孫なのでこんな発想の絵に
なったんだろうと思います。
それにしても子供の絵に対するモチーフと大人のそれとは
すごいずれがあることを感じました。
子供の持っているイメージは大人の考えの及ばない
素晴らしいものがあるものだと思います。
勉強になりました。

投稿: スロー人 | 2010年8月22日 (日) 17時59分

よびばあさんへ **********

孫は小1の時から、毎年1枚ずつ我が家で油絵を描いて
います。
毎年自分のイメージを絵にしていますが、毎回発想が
ユニークで子供の想像力の広さを感じています。
私が絵を描くのを見ていないようで見ているんだろうな
と思います。  筆の使い方などそっくりで笑えます。
フランも良く似ている絵に仕上がっています。
家では、大きくなったら画家になりたい・・といっている
そうです。  子供のこととて、花屋さんになりたいとか
ケーキ屋さんになりたいなど、いろいろ云っているうちの
一つのようですが・・・

投稿: スロー人 | 2010年8月22日 (日) 18時09分

大好きなフランちゃんを思わせるような雲、
ふわふわと温かい想いが伝わってきて目尻が下がってしまいます(^^)

先生であるスロー人さんの絵筆の持ち方もきっちり観察して
きっと描いてる姿は様になってるんでしょうね♪
フランちゃんの足とかカーテンの襞とか、よく見てらっしゃいますね~。

それにしても、小学生で油絵に親しめるなんて、お孫さんにとっては恵まれた環境ですよね、
是非、画伯になっていただきたいわ(^^)

投稿: mimoza | 2010年8月23日 (月) 10時12分

mimoza さんへ **********

子供らしい視点の絵ですよね。
絵筆の持ち方など教えたことはないのに、様になる
持ち方で絵具を乗せているのには苦笑してしまいました。
私の描くところを普段見ていたんでしょうね。

アトリエは1Fで居間は2Fなので、描いている途中で
何回も2Fへ行って壁やカーテンの色などを見に階段を
昇り降りしていました。

画伯になるか、花屋さんか、ケーキ屋さんになるか、
本人の夢は、まだまだメルヘンの世界です。

投稿: スロー人 | 2010年8月23日 (月) 13時22分

子供の頃の素直な感性、誰しもが必ず持ってただろうと思うのですが…
何処に置き忘れちゃったんでしょうね?
それを表現できるチャンスがあるお孫さんは恵まれてると思います。とってもメルヘンチックで可愛い♪

投稿: 夢眠 | 2010年8月24日 (火) 20時15分

夢眠さんへ **********

大人になるに従って、いろいろな智恵がついて、素直に
ものを見る感性がなくなっていくような気がします。
それが当たり前だと思っていたのに、子供の思いがけない
感性に触れると、懐かしいというより、自分が恥ずかしい
ような気持ちになります。
もっと思ったまま、気付いたままの素直な表現が出来る
自分に戻りたい気がします。

投稿: スロー人 | 2010年8月24日 (火) 21時11分

なんて素敵な絵なんでしょう!

夢がありますね~
ものすごいイマジネーション!
自分が こんなものを書いてみたい、って
思ったことを しっかりと形に出来るなんてすごい。
利発なお孫さんで将来楽しみですね。

親ってついつい手を出し、口を出して
子どもの感性をつぶしてしまうんですよね。
私はエジソンの母にはなれませんでしたが
世の親御さんには もっと遠くから子どもを見守ってほしいな、
って常日頃から思っています。
過干渉か放任か 両極端な人が多すぎて・・・

って すみません。
なんか子育て理論みたいになっちゃった。

スロー人さん、頼もしい弟子がいて
楽しみが増えましたね。
羨ましいです。

投稿: ジュリア | 2010年9月 4日 (土) 05時43分

ジュリアさんへ **********

大人では考えられないような発想の絵ですよね。
余計なアドバイスなどしないで良かったと思いました。
大人の考えで子供の新鮮な発想を消すようなことは
いけないことだ・・と感じました。

子供に対する親の対応は、確かに最近は過干渉か無干渉の
両極端のような気がします。
親子の心の絆の問題と共に考えさせられることだと思います。

投稿: スロー人 | 2010年9月 4日 (土) 21時31分

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