さいたま市展
今年私は「洋画部門(油絵)」と「工芸部門(陶芸)」にダブル入選した。 また、妻は今年はじめて陶芸に応募して入選した。
先ず二人の作品から見ようと「工芸作品展示室」へ行って、ザ~っと眺めたが二人の作品が見当たらなかった。 確かに入選通知をもらってあったがおかしいと思って、聞いたら、廊下の飾り窓に飾ってあるという。
私の作品は、エスカレータで昇った会場入口正面の飾り窓の中に飾られていた。 飾り窓には審査員などの招待者の作品が飾られていて、とても光栄な場所に飾られていて感激だった。
しかし、妻の作品が見当たらない。 再度聞いてみると廊下に幾つかある一番奥の飾り窓に妻の作品が飾られてあった。 妻は初入選なのに、こんな場所に飾ってもらったことに驚いた。 きっと他に一緒に飾られた作品との組み合わせが良かったのだと思う。
私の作品は、以前ブログにアップした香炉とほぼ同じ形で、以前より窓部の釉薬の色を濃い目に作り直した”香炉「癒」”という小さな作品だった。
妻の作品は、白地に何色かのバラを化粧土で描き込んだ筒状の花器で”薔薇文花器”という作品である。
陶芸作品展示会場には、教室の先生の作品が招待作品として飾られてあり、他にも同じ教室の三人の仲間の作品が入選して並べられていた。
洋画会場には、たくさんの絵が所狭しと飾られていた。
< 公園の初雪 F30号 >
見事な力作の絵を感心しながら見て歩いたが、肝心の自分の絵が見当たらない。
おかしいと思い再度見て歩いたら、市長賞や議長賞や奨励賞などの見ごたえある作品群の脇の片隅に私の絵があった。 力作に見とれていたので自分の駄作を見落としてしまったのである。
この絵は、かなり前に描いたモチーフをF30号に再度描いて応募したものだった。
自宅前の公園に降った初雪を描いた「公園の初雪」というタイトルの絵だった。
ちょうど会場におられた審査員を務められた旧知のT先生にお会いし雑談をしたが、先生から「なかなか良い絵だったけれど、賞がもらえずに残念でしたね」と言われ、慰められた気持だった。
油絵も陶芸も、まだまだ勉強が足りないことを思い知らされた展覧会だった。
<写真をクリックすると作品が拡大画面で見られます>
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コメント
スロー人さんの作品も奥様の作品も一等地に(^^)飾られたというのは
素晴らしいということの証なのでしょうね。
でも、二人の作品が並んで展示されていたら
見に来られた人がまた違った感想を持たれるのでしょうね。
「香炉」、蓋で趣が違っていましたが今度は釉薬の色味で変化を付けられたのですね。
バラの絵もこんな風に描けるなんて奥様も絵心がおありですね。。。羨ましいです。
投稿: mimoza | 2011年10月19日 (水) 17時40分
mimoza さんへ **********
飾られたのは一等地でしたが、たまたまその場所に飾る
他の作品とのバランスや雰囲気が合っていたことだと
思います。 (入賞ではありませんでしたので・・)
前に作った香炉は窓部の釉薬の濃さが気に入らなかったので、応募用に作り直しました。
妻は、この薔薇を描くのにかなり苦労していたようでした。
この絵柄をもう少しぼかしたものにしたかったようですが、焼きあがったら鮮明な薔薇になっていたので、本人は不満だったようです。
投稿: スロー人 | 2011年10月19日 (水) 20時44分
おめでとうございます。
共通の趣味、しかもお二人とも秀でた才能で素晴らしいですね。
どの作品も一等地で飾られるのに納得です。
投稿: 夢眠 | 2011年10月19日 (水) 21時05分
えっ、お2人の陶芸作品がそれぞれの飾窓に飾られてたんですかw(゚o゚)w
素晴らしいです!!
実は今日の陶芸教室の後に行こうかとも思っていたのですが・・・後日、楽しみにしてます
絵をご覧になられた様子もですが、何ともドラマチックな作品との出会いもいいものですね。
投稿: よびばあ | 2011年10月19日 (水) 21時31分
夢眠さんへ **********
秀でた才能などとは、とんでもありません。
一等地に飾られたのもただの偶然だと思います。
賞を受けていた作品にはそれを納得させるだけの
優れたアイデアと技術があって、ただただ感心させられる
素晴らしい作品ばかりでした。
いつかあんなすばらしい作品ができればいいナ・・
とは思っても、やっぱり才能がなければ・・と
半ば諦めています。
才能は持って生まれたものでしょうから・・・
投稿: スロー人 | 2011年10月19日 (水) 21時40分
よびばあさんへ **********
陶芸会場に作品が展示されていなかったので、一瞬
入選が取り消されたのかと思いました。
入賞しなかったのに、飾り窓展示とはどういうことなんでしょうね。
陶芸の後で観た絵も、最後まで観てから自分の作品が
ないことに気付き、最初から探して歩きました。
展示場所は隅っこで目立たないところだったので
残念でした。
観に行っていただけるようで嬉しいです。
投稿: スロー人 | 2011年10月19日 (水) 22時10分
飾り窓に展示された香炉作品の評価を感じます。
以前の作品にも驚きましたが入選作品の焼き色の方が個人的にも素敵な作品だと思いました。
奥様の花器も素敵ですね。
とてもかわいくて何のお花を飾ろうかなぁつて思ってしまいました。
近ければ観にいけるのになぁ~
とても残念な気持ちです。
おめでとうございます♪
投稿: おっちょこさん | 2011年10月21日 (金) 00時34分
さいたま市展、洋画&陶芸W受賞!!おめでとうございます

しかも、奥様も受賞なんて!!
すごいですね
私、来月頭から旦那の海外出張に合わせて、6週間実家に帰ることになりました。
スロー人さんのお忙しい時間に空きがあったら、遊びに行かせてください!!
そして、受賞作品を鑑賞させてくださいね★
投稿: いも掘り娘 次女 | 2011年10月21日 (金) 11時35分
おっちょこさんへ **********
評価していただいてありがとうございます。
釉薬はコンプレッサーで吹き付けましたが、ちょっとした
量の違いで雰囲気が大きく違いますね。
さすがに陶芸経験のあるおっちょこさん、焼き色の違いに
気付いたようです。
妻の花器の薔薇文は、本人はくっきりよりももう少し
しっとりの模様を目指していたようですがこれはこれで
良かったのではと思います。
観てみたいと思う気持ちだけでもとても嬉しいです。
投稿: スロー人 | 2011年10月21日 (金) 20時43分
いも掘り娘 次女 さんへ **********
今日はゴルフコンペがあり、2次会もあって今帰宅したところです。
市展のお祝いの言葉ありがとう。
遠くからのお祝いの言葉、とても嬉しいです。
ご主人が6週間も海外出張・・寂しいですね。
11月いっぱいは帰郷するんですね。
是非拙宅にもお越しください。
その時はKちゃん親子も誘うことにしましょうか。
出来れば、白菜などの野菜が収穫できる頃が良いと
思いますが・・・
11月は、絵のGr展、陶芸の作品展、ハイキング、ゴルフ、七五三などの行事予定が目白押しですが、野菜の成長具合を見ながら、日にちを決めることにしましょうか。
来訪を妻と一緒にとても楽しみにしています。
投稿: スロー人 | 2011年10月21日 (金) 21時09分
特等席に飾られた作品たち、誇らしげですね。
奥様の薔薇の花器、素敵ですね。
ご夫婦そろって、センスが似ているような気もします。
上品で控えめな感じって言うんでしょうか?
うまく言えませんが・・・
今年も大勢の方に見ていただけますように!
投稿: bluedaisy | 2011年10月23日 (日) 21時19分
bluedaisy さんへ **********
お褒めいただいてありがとうございます。
でも、上品で控えめ・・っていうのは当たっていませんよ。
ただ、運よく夫々の陶芸作品はいい場所に展示されていました。
今日は洋画部門の講評会で会場に行ってきましたが
大勢の人たちが熱心に観覧していました。
展覧会が盛況なのは、この辺はまだまだ太平の世情のようです。
投稿: スロー人 | 2011年10月23日 (日) 21時43分