油絵 ”水温む”
今年の3月初め、茨城県にある菅生沼へ写生に出掛けた。
その日は10号キャンバスに2枚の絵を描いた。
私は、現地では30~40%程度描いて、後は自宅で描き上げることが多い。
この日描いた2枚のうちの1枚”沼辺暖春”は、帰宅後すぐに仕上げたが、他の1枚はそのままになっていた。 最近の梅雨の長雨で外出することが少なくなり時間があったので、あとのこの1枚を仕上げた。
この景色は、沼の道を通りかかったとき見かけた広大な沼の中の川の景色である。 道路わきに車を停めて、水門の斜めの石垣の壁にかじりつくようにイーゼルを立てて、転がり落ちるのを注意しながら描いた1枚である。
景色の沼辺は、枯れた草木が茂っていたが、川の水や緑が芽吹き始めた草木にも春の近さが感じられた。
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コメント
あーいいですね!
川の水の色がとてもきれいです~
今年は、個展をひらかないのですか?
去年の7月、近代美術館で楽しませていただきましたね。
今、一輪挿し展の作品づくりをしています
(もうすぐ窯の〆切があるので.. 汗)
スロー人さんはもう出品するものを決めましたか?
投稿: 抹茶 | 2013年7月 1日 (月) 21時50分
抹茶さんへ **********
絵を褒めて頂いて有難うございます。
私もドジョウも目を覚ますような時期の水面に暖かさを
感じて描きました。
毎年の個展はとても無理で、4年に1度くらいのペースが
良いのでは・・と思っています。
やはり一輪挿し制作中ですか。
私は一つ作りましたが気に入った作品ではなかったので
もう一つの作品を製作中で、明日多分素焼きが焼き上がって
いるのでは・・と思います。
1輪挿し展は、第1日目午前中が担当で会場に詰めています。
投稿: スロー人 | 2013年7月 1日 (月) 22時20分