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2013年10月14日 (月)

市展 入選

「油絵」と「陶芸」の2部門に応募していた”さいたま市展”の入選通知が届いた。
油絵は今年で9年連続、陶芸は5年連続の入選となった。

                                                水温む  (F50号
2013_4油絵は、今年3月はじめ画友と二人で描きに行った、茨城県にある菅生沼の草原の絵を応募した。

菅生沼は広大で、沼は草原から成り、沢山の沼の他にいくつもの川が流れている。  川の水や枯れた草に、春の訪れがそこまで来ている様子を感じながらこの景色を描いた。

今回応募した絵は、その時に現地で描いた10号の絵を、縦構図の50号に描き直して応募したものだ。
出来上がりは満足できるものではなく応募を躊躇したが、何とか入選できてよかった。

   香炉 (10cmφx12cmH)
2013_6陶芸は、昨年、一昨年に続いて「香炉」を応募した。
 

この香炉はちょっと変わった作り方で成形したものだ。
電動ロクロで本体を底のない筒状に挽き、3脚の部分は、底にする側の3ヶ所をつまんで脚にし、その中間の3ヵ所を中央側に押して底を作った。
  脚から底部にかけて、面白い曲面の香炉になった。

粘土は黒泥で、成形後、尖った道具で縦に何本も引っ掻いて傷をつけ、その後全面にオレンジ色の化粧土を塗ってから表面を削り取り、溝の中にオレンジ色が残るようにした”かき落とし”の技法で模様を付けた。

さいたま市展は、今月17日(木)~26日(土)に開催される。

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コメント

入選おめでとうございます。
陶芸部門、5年連続ですか~すばらしいですね!

オレンジの色粉は、私も好きでよく使います。
かき落としでオレンジの線を残す技法は、やったことありませんでした。とても参考になります。

香炉は、実際お使いになるのですか
プラザノースは近いので、今年もこっそり見に行きます..

投稿: 抹茶 | 2013年10月18日 (金) 18時41分

油絵・陶芸合わせての入選おめでとうございます。
川の流れと川面に浮かぶ景色 
その場にいるような景色にうっとり眺めていました。
今回の香炉も素敵ですね。
高度な技法での作品すばらしいですね。
四方から眺めてみたいです。
毎年思うことですが 近ければなぁ~~
とっても残念です。

投稿: おっちょこさん | 2013年10月18日 (金) 22時08分

抹茶さんへ **********

有難うございます。
3年続けて香炉を出品しましたが、運よく入選しました。
教室では3人が入選し、一人は奨励賞でした。

今年の香炉は、模様は一般的なかき落としの技法でしたが
試作を失敗したりしながら足を特殊な方法で作ったので
入選できて良かったです。

家でも時々ですが香を焚いています。

投稿: スロー人 | 2013年10月18日 (金) 22時08分

おっちょこさん へ **********

有難うございます。
今回の絵は草原の普通なら絵にしようとは思えないような
景色でしたが、川に春めいた暖かさを感じて描いたものです。
草原が上手く描けず、応募をどうしようかと考えましたが
思い切って出品して良かったです。

香炉は客脚の作り方を工夫し、試作に失敗しながら出来上がったもので、入選して良かったと思っています。
削ってできた物とは違う綺麗な曲線の香炉になりました。

私も直接観て頂ければ良いのに・・とは思いますが・・

投稿: スロー人 | 2013年10月18日 (金) 22時19分

大変遅くなりました。

今年も油絵、陶芸の2部門に入選おめでとうございます。

そして、香炉の形面白いですね。

是非、近くで観てみたいです。

投稿: よびばあ | 2013年10月20日 (日) 20時11分

よびばあさんへ **********

有難うございます。
両方とも駄作ですが、何だか惰性で応募しているような
気がして作品も今一つピリッとしない感じでいます。

香炉は特殊な作り方で3本の脚を作りました。
今日、洋画部門のギャラリトークがあって出席しましたが
知人の審査員の先生に香炉を見てもらったら、油絵よりも
陶芸作品の方がいいネ・・といわれ、ガックリ 

油絵メーン、陶芸サブ・・のつもりなのに、しょんぼり
して帰ってきました。
まだまだ修業が足りません。

投稿: スロー人 | 2013年10月20日 (日) 21時06分

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