2024年12月18日 (水)

寒さを避けて・・油絵制作中

短かった秋から急に真冬の寒さとなった。
毎年この寒い時期には、暖房の効いたアトリエに籠って、春の展覧会のための油絵を描くのが恒例となっている。

春のほぼ同時期に開催される「埼玉県展」の50号と、「日洋展」の100号の油絵である。

今年はいずれの絵も、11月に取材した安曇野を描いている。

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北アルプスの山々は運が良くないとなかなか顔を出してくれないが、この日は「有明山」を見ることができた。

有明山は信濃富士とも言われ、富士山に似た美しい山である。 二つの絵は、ほぼ同じ場所で、いずれも有明山を中心に、安曇野の美しい景色である。

暮れのあれこれの雑用や、病院通いがあって、中々製作は進まないけれど、厳しい寒さが終わる頃には完成させたいと思う。

 

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2024年12月 5日 (木)

アトリエを整理整頓

いつも散らかしっ放しのアトリエを整理整頓した。
一日中かかったが、さっぱりしたアトリエになった。

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先ず、画集や図録や絵画雑誌などの資料を本棚に整理した。 この本棚は実は茶箪笥で、娘が嫁入りの時持たせたものだが、マンションのサイズに合わせて買い替えたので処分するというので貰い受けてあったものを流用した。
アトリエ専用のデスクトップパソコンも処分してノート型に変えた。 パソコンラックは絵具や筆保管などの棚にした。

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制作した作品も整理した。
4号~10号の作品は、保管場所に困って、今年夏に半分ほどを学校に飾るボランティアに寄付してあった。
困るのは、50号~100号の大作はもらってくれる人がなく、かと言って展覧会に出品した作品を焼却処分するのも躊躇している。 これらの保管でアトリエのスペースの多くを割いている。

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イーゼルは3台を残して2台処分した。
今は来年の県展に応募する「安曇野」の絵を制作中である。

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年末となって家のあちこちの整理整頓をしようと思っているが、取り敢えずアトリエが整理されてスッキリした。

 

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2024年11月21日 (木)

2024年 日展へ

今年も「日展」を観てきた。 入場券は招待券を頂いていた。

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平日にもかかわらず大勢の観覧者で例年になく賑わっていて驚いた。

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日展は最高峰の展覧会だけあって、見応えのある作品ばかりで、洋画部門だけで3時間かかった。 洋画以外、日本画、工芸、彫刻も見て回った。

今年特に心に残った作品は、次の作品だった。

安曇野  歳嶋祥一郎
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山 林   福田次子
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今年は今制作中の自分の作品の参考になりそうな絵を重点的に観察しようと目標を定めて出かけたが、どの作品も特徴ある視点、技法で作成していて、見事な絵ばかりで、目移りして、結局頭が混乱して感嘆ばかりで終わってしまった。

 

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2024年11月 3日 (日)

第50回 東浦和美術展

所属している「東浦和美術クラブ」が主催する「東浦和美術展」が開催されている。 会場は「プラザイースト」で11月3日(日)~10日(日)まで開催される。
約100名が所属するクラブは、今年で50周年の節目の年となった。

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昨日は作品の搬入受付と、作品展示などの会場準備を一日かけて行った。

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今日は私も会場に詰めて来賓の対応などにあたった。 休日なので大勢の方が来訪して観覧いただいた。
日本画、洋画、工芸など約70点の作品が出品展示されている。

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会創立50周年で「50周年記念誌」を発刊した。
50年の歩みや、50年間の写真などの他、会員の作品に対する思い出投稿などを編集した。 今後の発展のための一助になればと思う。

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今年は所属する俳句会の「10周年記念誌」と、美術クラブの「50周年記念誌」の二つの記念誌の発刊に関わり、役目が終わってホッとしている。

 

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2024年10月23日 (水)

2024年 さいたま市展

さいたま市展が開催されている。

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会場の広さの関係で、工芸、洋画、彫刻、写真など、部門別に期間を分けて開催されていて、先週は工芸部門が展示された。
私の陶芸で応募した「香炉」も入選して展示された。

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今週は洋画部門が展示されていて、私が応募して入選した油絵も展示されていた。

奥入瀬 F30号
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会場は賑わっていた。 審査員を務めた友人が当番で詰めていた。

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今は、11月2日から開催される地域の美術クラブの美術展の準備中で多忙である。

 

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2024年10月 5日 (土)

2024 一水会展へ

今年も上野の東京都美術館で開催中の「一水会展」を観た。
一水会には画友や知人の多くが出品していて、招待状を頂いていた。

一水会展はレベルの高い作品が多く、とても勉強になる。

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私と同じ美術クラブの画友が一水会賞を受賞していた。

今年一番気に入った絵は、この絵である。

「古都」  松下久信
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私は以前からこの画家の絵が好きで何年か前、氏の絵をじっと眺めていたら、「これは私描いた絵です」と声をかけていただき、しばらく立ち話をしたことがある。 以前は雄大な北海道の大地を描いておられたが、こんなモチーフの絵もステキである。

 

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2024年5月30日 (木)

二つの展覧会開催中

私が油絵を出品している二つの展覧会が同時に開催されている。

一つは、国立新美術館で開催中の「日洋展」である。
私はこの展覧会を開催している「日洋会」の会員になっている。

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私は秩父/栃本の穏やかな景色を油絵にして出品した。 現地で道の端にイーゼルを立てて描いていたら、通りかかった老婆が表れて、その姿を絵に描き込んだ。

秩父穏日    F100号
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もう一つは、埼玉県立近代美術館で開催中の「埼玉県展」である。

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埼玉県展は公募展で、入選が難関な展覧会として有名だが、運よく今年も入選した。
こちらも秩父/栃本を描いた油絵で、芒の野原の向こうに甲武信岳が望める秋の景色を描いた。

秩父盛秋   F50号
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昨日と今日、夫々の展覧会に足を運んで観覧した。
二日連続の展覧会は、いささか疲れた。

*** 絵をクリックすると拡大画面で見られます ***

 

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2024年3月25日 (月)

白日会創立100周年記念展へ

国立新美術館で開催中の「白日会創立100周年記念展」へ行ってきた。
今年も招待入場券を送って頂いていたものだ。

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白日会展は毎年観ていて、特に鈴木文雄氏の絵を観るのを楽しみにしていた。 そして今年の絵は・・・

春雪  鈴木文雄
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絵に近づいたり離れたりしてじっくり覧させてもらった。 筆遣いや筆の太さや絵具の濃さなど観察して、いつかはこんな絵を描いてみたいと思っている。

その他、白日会展には見ごたえある絵が多いが、この絵もいい絵だと思った。

船瀬  林 勝久
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同じ絵画クラブに所属する友人も、一般部門で入選して展示されていた。おめでたいことである。

展覧会のシーズンとなり、これからは招待券を頂いている至現会展、光風会展と続きその後、私が出品する日洋展となり、ほぼ10日おきに六本木の国立新美術館に通うことになる。

 

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2024年2月19日 (月)

美術クラブの美術展

所属している地元美術クラブの美術展が開催される。 今日はその会場設定を行った。

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この美術展は市の区役所の後援を得て、区役所のホールと会議室を一体化して展示し約10日間開催されるもので、今年で5回目となる。

作品は日本画・洋画・工芸の10号以下の壁面作品、約50作品が展示された。

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今日は、出品者の作品搬入と作品展示の他、看板や受付などの会場準備に汗を流した。

大勢の市民の方が観てくれることを期待したい。

 

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2024年1月 8日 (月)

2024年 描きぞめ

100号のキャンバスに今年初めての油絵を描き始めた。

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毎年冬の寒さで屋外活動が出来なくなるこの時期に、50号と100号の油絵を描くのが慣例になっている。

50号は埼玉県展に、100号は日洋展に応募/出品する油絵で、秩父/栃本の山間地をモチーフにした。
いずれも5月末から6月開催の展覧会である。

50号の絵は昨年暮れまでにほゞ描き終えたが、100号の絵はデッサンを始めたところである。
1~2ヶ月かけて仕上げる予定だ。

 

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