2022年5月28日 (土)
2022年2月 8日 (火)
2021年9月14日 (火)
陶芸 茶香炉
陶芸で初めて「茶香炉」を作った。 茶香炉は、お茶の葉を炊いて、その香りを楽しむものである。
知人から茶香炉をつくってほしいと依頼された。 茶香炉について調べてみたり、陶芸教室の先生から話を聞いた。
香炉は何度も作っていたので、茶香炉も何とか作れそうだったので、自分なりの創造感覚で作ってみた。
製作 : 本体、受皿、蝋燭台
成形 : 電動ロクロ
粘土 : 信楽白土
サイズ: 本体 10cm∮ x 8cmH
釉薬 : 織部釉薬(吹付け)
(本体内部および受け皿底部は焼き締め)
使い勝手を考えて、茶受台と蝋燭台に”取手”を付けてみた。
早速試しにお茶を炊いて、お茶の香りを楽しんだ。
近日中に、依頼あった知人に届けてプレゼントしようと思う。
2021年1月31日 (日)
2021年1月17日 (日)
陶芸 伊羅保釉急須
陶芸を始めて17年、妻と共に週1度陶芸教室に通って作陶している。
最近は急須に凝っていて、急須を制作することが多い。 先日、その内の一つの急須が焼き上がった。
粘土 : 信楽赤土(細)
成形 : 電動ロクロ
サイズ: (本体) 10cm∮ x 11cmH
釉薬 : 伊羅保釉 / 流しがけ
この急須は”伊羅保釉薬”を流しがけした。 何度も釉薬をひしゃくでたらし流して釉がけするが、かかった釉薬の濃淡によって思いがけない模様ができる。 焼き上がるまでどんな色と模様になっているのか分からないところがまた楽しい。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
急須を作陶する面白さは、いろいろな作陶技法を駆使して挽くことにあると思う。
挽くにあたって「本体」は形だけ注意して挽けばよいが、付属部品に「給水口」「取手」「蓋」「茶こし」があって、夫々結構難しい。
給水口は、先端の細い口とその形でお茶を注ぐ際の”切れ”が決まる。切れが悪いと給水口からお茶が垂れる。 取手は、細長く引くのも難しいが、本体側を細く挽く時、揺れて失敗することがある。 蓋は、結構繊細である。
挽いた本体にこれら付属部品を組み立てて、粘土で接着して仕上げる。
まだまだ、いろいろな形や模様の急須を作陶してみたいと思っている。
2020年10月24日 (土)
和紙染葡萄文織部香炉
陶芸作品の縦長で偏心したちょっと変わった形の香炉が焼き上がった。
以前、呉須の和紙染模様に織部釉薬を掛けた香炉を制作したが、織部釉薬を濃く掛けすぎて和紙染の模様が隠れてしまった失敗をしたので、リベンジして同じ手法で制作したものである。
粘土 :上信楽(白)
成形 :電動ロクロ
サイズ:9.5cm∮ x 17cmH
模様 :呉須の和紙染、葡萄模様
釉薬 :透明釉(どぶ掛け)+ 織部釉(吹付け)
成形は、上部と下部別々に電動ロクロで成型した後、接続して一体形にした。その際、下部を偏心して接続し変化のある形にした。火屋(蓋)の取手には、模様の絵に合わせて、葡萄を器に載せてみた。
以前の作品で織部釉薬を濃く掛けすぎたので、今回は薄めに吹付けて釉掛けした。結果は和紙染で描いた葡萄の模様がほど良く表面に現れた。
以前の失敗が生きて、ほぼ満足した作品に焼き上がって良かった。
2020年9月12日 (土)
織部香炉
最近、陶芸教室で「香炉」を連続して制作している。
いま成形中のものや、素焼き中のものもある。
織部釉薬の掛け方の試作として制作した香炉が焼き上がった。
実はこの織部釉の下には、香炉表面に呉須で和紙染めした下絵が隠れている。
目指したのは呉須で和紙染した後、織部釉薬を吹付けて緑の織部の下に和紙染めした山葡萄の絵が見える・・というものだった。
試作は、どの程度織部釉薬を吹付けたら効果的に下絵が現れるか・・を試してみたかったものである。
ところがこの試作品は、釉薬を厚く吹付けてしまい、下絵が全く見られない。失敗作になった。
目指したものとは違うものになったが、これはこれで、織部がしっかり掛かった作品になっていると思う(負け惜しみ💦)
今、素焼き中の作品には、織部釉薬は薄めに吹付けて、本来目指した作品に向けて、今回の失敗を繰り返さないようにしたいと思っている。
2020年4月25日 (土)
陶芸作品/香炉
コロナ禍の中、ご多分に漏れず陶芸教室もしばらくは閉鎖となっている。
教室は閉鎖でも溜まった作品の焼成は行っていて、教室の先生から、本焼き待ちだった作品が焼きあがったと連絡をいただいた。
焼き上がったのは「香炉」である。 公募展に応募しようと制作した作品だが展覧会は中止となり、行き場がなくなって家に置かれたままだ。
粘土: 上信楽(白)
成形: 電動ロクロ
サイズ:12㎝∮x16㎝H
装飾: 葉→色化粧土をエヤ―ブラシで吹付け
蔓→素焼き後ベンガラ筆描き
実→素焼き後下絵具
釉薬: 本体→透明釉吹付け
火屋→透明釉+アメ釉(どぶ掛け)
装飾模様は、妻が散歩中、道端で見つけて採ってきて、壁にぶら下げてあった「屁糞葛」を描いてみた。
葉は、和紙を型紙用に切り抜いて本体に水で貼り付け、エヤ―ブラシで化粧土を吹付けた。 エヤ―ブラシでの吹付けは初めての試みだが、モチーフを選べばもっと面白い絵が描けるのでは・・と思う。
2020年1月 6日 (月)
陶芸作品の”厚さ計測器””
ポカポカとした暖かい日々の穏やかな正月の日々が続いている。 そんなポカポカ陽気のベランダで、兼ねてアイデアを温めていた陶芸用の道具を作った。 作陶工程の削りの際、作品の厚さを計測する道具である。
粘土をロクロなどで成型後、乾燥してから素焼き前、厚さ調整のために削る工程では、厚さは指先の触診で感覚で決めていたが、計測する機器はないものかと思っていた。 昨年、そんな道具のアイデアを思いつき、厚紙で試作して、計測できるという確信を得ていた。
電動糸鋸はネット通販で購入し、薄木板、ビス、スケール、塗料などをホームセンターで購入して、ポカポカとして居眠りをしそうな暖かいテラスで数日かけて作った。
作品の側面厚さと底厚さを測る2種類の道具である。
計測値確認のスケールもビスで取り付けた。
感覚で決めていた陶芸作品の厚さは、この計測具で数値まで確認できて適正な厚さの作品ができるものと思う。 数日後の陶芸教室で実使用するのが楽しみだ。
2019年8月27日 (火)
陶芸作品 急須
陶芸教室に通っていて今、急須制作がマイブームになっている。 今日も急須2つの本焼きが焼きあがった。
粘土 :上信楽(白)
成形 :電動ロクロ
サイズ:本体 11cmΦ x 10.5cmh
模様 :呉須で和紙染(山葡萄)
釉薬 :半透明釉(どぶ掛け)
粘土 :信楽赤(細)
成形 :電動ロクロ
サイズ:本体 11cmΦ x 10.5cmh
模様 :釉かけ前に線を引っ掻いた
釉薬 :いらぼ釉薬(どぶ掛け)
サイズは同じ白土と赤土の二つの急須で、釉薬も土の色を生かす釉薬をかけてみた。
白土の急須は地色を生かして、呉須で和紙染めの絵にしたが、しっとりした大人しい急須に仕上がった。
赤土の急須は、赤土の荒々しさを生かそうと思い「いらぼ釉薬」を掛けたが、いらぼ釉独特の自然模様もついて、思い通りに仕上がった。
急須はお茶を注ぐ時、切れが悪くてお茶が垂れる急須があるが、注ぎ口の形で垂れることがなくなることも分かった。
急須の制作には、いろいろなテクニックを使う必要があり、それが面白くてなんだか急須制作にのめり込みそうである。
より以前の記事一覧
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