2020年9月12日 (土)

織部香炉

最近、陶芸教室で「香炉」を連続して制作している。
いま成形中のものや、素焼き中のものもある。

織部釉薬の掛け方の試作として制作した香炉が焼き上がった。

Photo_20200912174801

実はこの織部釉の下には、香炉表面に呉須で和紙染めした下絵が隠れている。

目指したのは呉須で和紙染した後、織部釉薬を吹付けて緑の織部の下に和紙染めした山葡萄の絵が見える・・というものだった。
試作は、どの程度織部釉薬を吹付けたら効果的に下絵が現れるか・・を試してみたかったものである。

ところがこの試作品は、釉薬を厚く吹付けてしまい、下絵が全く見られない。失敗作になった。

目指したものとは違うものになったが、これはこれで、織部がしっかり掛かった作品になっていると思う(負け惜しみ💦)

今、素焼き中の作品には、織部釉薬は薄めに吹付けて、本来目指した作品に向けて、今回の失敗を繰り返さないようにしたいと思っている。

 

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2020年4月25日 (土)

陶芸作品/香炉

コロナ禍の中、ご多分に漏れず陶芸教室もしばらくは閉鎖となっている。

教室は閉鎖でも溜まった作品の焼成は行っていて、教室の先生から、本焼き待ちだった作品が焼きあがったと連絡をいただいた。

焼き上がったのは「香炉」である。 公募展に応募しようと制作した作品だが展覧会は中止となり、行き場がなくなって家に置かれたままだ。

            彩泥紙抜屁糞葛文香炉
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       粘土: 上信楽(白)
       成形: 電動ロクロ
       サイズ:12㎝∮x16㎝H
       装飾: 葉→色化粧土をエヤ―ブラシで吹付け
           蔓→素焼き後ベンガラ筆描き
           実→素焼き後下絵具
       釉薬: 本体→透明釉吹付け
           火屋→透明釉+アメ釉(どぶ掛け)

装飾模様は、妻が散歩中、道端で見つけて採ってきて、壁にぶら下げてあった「屁糞葛」を描いてみた。

葉は、和紙を型紙用に切り抜いて本体に水で貼り付け、エヤ―ブラシで化粧土を吹付けた。 エヤ―ブラシでの吹付けは初めての試みだが、モチーフを選べばもっと面白い絵が描けるのでは・・と思う。

 

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2020年1月 6日 (月)

陶芸作品の”厚さ計測器””

ポカポカとした暖かい日々の穏やかな正月の日々が続いている。 そんなポカポカ陽気のベランダで、兼ねてアイデアを温めていた陶芸用の道具を作った。 作陶工程の削りの際、作品の厚さを計測する道具である。

Photo_20200106112101

粘土をロクロなどで成型後、乾燥してから素焼き前、厚さ調整のために削る工程では、厚さは指先の触診で感覚で決めていたが、計測する機器はないものかと思っていた。 昨年、そんな道具のアイデアを思いつき、厚紙で試作して、計測できるという確信を得ていた。

Epson019

電動糸鋸はネット通販で購入し、薄木板、ビス、スケール、塗料などをホームセンターで購入して、ポカポカとして居眠りをしそうな暖かいテラスで数日かけて作った。

作品の側面厚さと底厚さを測る2種類の道具である。

Photo_20200106112102

計測値確認のスケールもビスで取り付けた。

Epson018

感覚で決めていた陶芸作品の厚さは、この計測具で数値まで確認できて適正な厚さの作品ができるものと思う。 数日後の陶芸教室で実使用するのが楽しみだ。

 

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2019年8月27日 (火)

陶芸作品 急須

陶芸教室に通っていて今、急須制作がマイブームになっている。 今日も急須2つの本焼きが焼きあがった。

急須その1
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     粘土 :上信楽(白)
     成形 :電動ロクロ
     サイズ:本体 11cmΦ x 10.5cmh
     模様 :呉須で和紙染(山葡萄)
     釉薬 :半透明釉(どぶ掛け)

急須その2
Photo_20190827175702

     粘土 :信楽赤(細)
     成形 :電動ロクロ
     サイズ:本体 11cmΦ x 10.5cmh
     模様 :釉かけ前に線を引っ掻いた
     釉薬 :いらぼ釉薬(どぶ掛け)

サイズは同じ白土と赤土の二つの急須で、釉薬も土の色を生かす釉薬をかけてみた。

白土の急須は地色を生かして、呉須で和紙染めの絵にしたが、しっとりした大人しい急須に仕上がった。

赤土の急須は、赤土の荒々しさを生かそうと思い「いらぼ釉薬」を掛けたが、いらぼ釉独特の自然模様もついて、思い通りに仕上がった。

急須はお茶を注ぐ時、切れが悪くてお茶が垂れる急須があるが、注ぎ口の形で垂れることがなくなることも分かった。

急須の制作には、いろいろなテクニックを使う必要があり、それが面白くてなんだか急須制作にのめり込みそうである。

 

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2019年3月 4日 (月)

つる首の花瓶

先日陶芸教室の窯出しがあり、初めて制作した「つる首の花瓶」が焼きあがった。

今まで陶芸を続けてきたなかで、つる首の花瓶を制作するのは初めてで、先生の勧めで挽いてみたものである。

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電動ロクロで挽いたが、細くてひょろ長いつる首は、ぴったりと中心を保って粘土を上に向かって挽かないとグニャグニャになってしまう。 また、首部は細いため、内側に手が入らないため、細い”柄こて”を差し入れて挽かなければならない。

意外に難しくて、緊張しながらつる首を挽いた。

  粘土 : 上信楽(白)  0.6kg
  成形 : 電動ろくろ
  サイズ : 9cmφ x 18cmH
  模様 : 呉須でドクダミを筆描き
  釉薬 : 透明釉薬/どぶづけ

模様はどのようにするか迷ったが、庭のドクダミをスケッチしてあったのを思い出し、それを参考にして”呉須”で筆描きした。 焼きあがってみると、呉須の濃淡が思ったほどの効果がなく、多少不満の残った作品となった。

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2018年7月14日 (土)

陶芸・香合

陶芸を始めて14年目になるが、初めて二つの「香合」を作ってみた。

一つ目は「蛙」の香合・・・・・・・・・・・・
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  粘土 : 上信楽
  サイズ: 5.5cmW x 7cmL x 2.5cmH
  成形 : 手びねり
  釉薬 : 透明釉 + 織部 (二重掛け)
  焼成 : 酸化焼成

実はこれは失敗作である。 上部/下部に半分に分かれていて、中には香を収めるつもりだったが、上部/下部の合わせ面に釉薬が入ってしまい、上下がくっついてしまい、蓋があかなくなってしまった。
仕方なく香合としては諦めて、器に水を入れ蛙が顔を出した状態にしてテーブルの置物にしてみた。 涼しげで、これはこれで良かったかな・・と(負け惜しみ)。

二つ目は、「枯葉」の香合 ・・・・・・・・・・・

Leaf

  粘土 : 上信楽
  サイズ: 6cmW x 10cmL x 2.5cmH
  成形 : 手び練り
  色付け:硫酸銅
  釉薬 : 白マット
  焼成 : 酸化焼成
余り粘土で以上二つの香合を始めて作ったが、粘土で形を作っていく過程が面白く、何か子供の頃の粘土いじりを思い出して、楽しかった。

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2018年3月 6日 (火)

陶芸作品 三船仕切り皿

火曜日は陶芸教室、毎週妻と通っている。  今日教室に行ったら、私の作品も焼き上がっていた。
 
焼き上がっていたのは、三船仕切り皿である。  この皿は、以前四枚作ったことがある。  来客などの際に、便利に使っていたが、大人数の時は足りなくなる。
そこで、もっとたくさん作って・・と妻から要求があって追加に6枚を作ったものである。
 
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     サイズ : W10cm x L30cm
     粘土  : 上信楽(白土)
     成形  : たたらづくり
     釉薬  : 黒マット & 透明釉
     焼成  : 酸化焼成
 
この皿は、多人数での食事などの時、配膳に使ったり、各自の取り皿にも利用できる。
我が家では子供一家が来て食事をすることが多く、また友人などとの飲み会を催す機会も多い。 便利に使用機会が多くなりそうだ。

このお皿は陶芸教室でも評判がよく、制作途中のものを見て、自分も作ってみたい・・と言う人が数人いたようだ。

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2017年9月 9日 (土)

陶芸・変形小鉢

陶芸作品、変形小鉢が焼き上がった。
 
この作品は、鉄呉須と白化粧土を混ぜて下地として塗り、上絵付けするという、初めての手法でもあり、かなりややこしい工程でできた作品である。 形は、電動ロクロで挽いた後、上部淵の周4ヵ所を押し/引して、変形の小鉢にした。
 
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 大きさ : 15cmφ x 7cmH
 粘土  : 上信楽 白
 成形  : 電動ロクロで成型後、上部淵周4ヵ所を変形に
 絵付け : ①鉄呉須と白化粧土をよく混ぜて、下地として
         刷毛で薄く表面に塗り付け
        ②絵の形を線描きし、線を鉄筆で線彫りする。
        ③溝に入るように白化粧土を全体に薄く塗って
         素焼き
        ④素焼き後内側に釉掛けし、本焼き  
        ⑤上絵具で絵に色を付ける
        ⑥上絵焼成する
 釉薬  : 外面・・・焼き締め
        内面・・・白マット釉薬(どぶづけ)
 焼成   : 素焼き→本焼き(酸化焼成)→上絵焼成
 
絵付けの③の工程で、厚めに白化粧土を刷毛塗りした為、表面がひび割れて醜い肌になった所があり、反省点である。
 
今回は試作のつもりで作り、改善する点も分かったので、いつかこの手法できちんとした作品を作ってみようと思う。
 

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2016年10月20日 (木)

さいたま市展開催中

今、さいたま市展が開催されている。
 
H28
 
この展覧会に私は、洋画部門(油絵)と工芸部門(陶芸)の2部門に応募していて、油絵は今年で12回連続、陶芸は8回連続で入選している。 
 
この市展は、会場の広さの関係から、部門別に3回に分けて展示されていて、今週は工芸部門、来週は洋画部門の展示となる。
今日は、工芸部門を見に会場に行ってきた。私の作品も展示されていた。
 
               香 炉   (陶芸)
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ここ数年私は香炉を応募しているが、今年は少し変わった形の香炉を作ってみた。 火屋(蓋)には鳳凰の細工を施し、本体には白椿を化粧土で描いた。
 
同じ陶芸教室の仲間も数人応募していてその作品も並んでいた。 また、教室の講師の先生は招待者として見事な作品が出品してあった。
 
来週は洋画部門が展示される。 私が応募した油絵作品は来週アップしようと思う。
 
 

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2015年6月 7日 (日)

陶芸作品 電気スタンド

陶芸で、”電気スタンド”を作った。  スタンド用笠も手作りしてみた。

居間に大きな電気スタンドを欲しいと思っていた。  雑誌で陶器の電気スタンドを見て、自分も作ってみようと思い挑戦した。

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  大きさ(陶芸製土台部) : 21cmφ x 42cmH
      (笠を含む全体) : 35cmφ x 73cmH
    粘土 : : 大物白土
  成形 : 電動ロクロ
  釉薬 : 全体 たまご釉 (吹付け)
         帯部 伊羅保釉 (施釉後指でこすり)
  本焼き : 酸化焼成
  笠   : 骨組み / 太針金、接着剤
         笠周り / 和紙

本体は電動ロクロで挽いたが、粘土が堅くてなかなか上に伸びて挽けず、慣れるまで苦労した。 何せ、これだけ大きな作品は、手びねりでは作ったことがあるけれど、電動ロクロで挽くのは初めてだった。

型紙を作って、高さと直径の関係を常に測りながら成形したので、形はほゞ思っていた通りに成形できた。

笠は、太い針金をペンチで形通りに切ったり曲げたりして作った。 接着は溶接を頼もうかと思ったが、エポキシ系接着剤で接着した。 組み立てるのには苦労した。
笠の周りの和紙は、先日、和紙で有名な小川町に「和紙スキ体験」に行ったとき、適当な和紙を見つけて購入し、それを切ってノリで骨組みに接着した。

電球を支えるスタンド金物は、ネットで調べ、部品を愛知県の業者に注文して送ってもらった。

全てを手作りで作った電気スタンドだが、電燈を燈してみると居間には、なかなか良い雰囲気の照明となった。

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